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ADDの分類とそれぞれの対処法

日本でも有名なダニエル・エイメン博士はADDを6つのタイプに分類し、それぞれのタイプ別の対処方法を提案しています。

1.基本的タイプ

休息時はノーマルな脳波パターンを示します。
課題遂行時に前頭前野の脳波のスローダウンが見られます。
脳波は本来課題遂行時にはスピードアップします。
すると血流が促され、覚醒レベルが上がり、効率よく課題遂行ができます。
脳波がスローダウンすると、ぼーっとして、眠くなり、注意集中が難しくなります。

症状:注意散漫、無秩序、多動、衝動的、不注意、物忘れ
ドーパミン不足が見られます。
服薬:刺激薬が処方されます。
トレーニング・プロトコール:前頭前野サイトでのベータ波アップ、シータ波ダウン
前頭前野での脳波のスピードアップを目指します。

2.不注意タイプ

休息時はノーマルな脳波パターンを示します。
課題遂行時に前頭前野の脳波のスローダウンが見られます。

症状:不注意、白昼夢、注意散漫、物忘れ、先延ばし傾向
ドーパミン不足
服薬:刺激薬
トレーニング・プロトコール:前頭前野サイトでのベータ波アップ、シータ波ダウン

症状以外は、脳波パターンもトレーニング方法もクラシック・タイプと同じです。

3.過剰集中タイプ

過剰に興奮した前帯状回が特色です。

症状:基本的ADHDの症状の他に、注意の切り替えが苦手、強迫行動、強迫観念、心配性、柔軟性の欠如、反抗的
ドーパミンとセロトニンの不足
服薬:刺激薬とSSRI
トレーニング・プロトコール:前帯状回サイトでハイアルファをアップさせます。

4.側頭葉タイプ

休息時の側頭活動の低下(片側か両側)課題遂行時の前頭前野での血流の不足が特色です。

症状:苛立ち、短気、激怒、パニック、恐怖症、軽い偏執、否定的もしくは暴力的考え、原因不明の頭痛もしくは腹痛、
情緒不安定
服薬:抗痙攣薬
トレーニング・プロトコール:問題のある側頭部でSMRアップ
(SMRは特別な脳波のこと)

5.辺縁系タイプ

休息時と課題遂行時の前頭前野の活性不足と辺縁系中心部の過剰活性が特色です。

症状:うつとADD症状(多動はない)不注意、物忘れ、無秩序、先延ばし傾向、否定的、睡眠障害、絶望感、罪悪感、無気力、性欲減退、引きこもり、低自己評価
ノルエピネフリンとドーパミン不足
有効なサプリメント: DL-pheylalanine と L-tyrosine
服薬: 活性化させる抗うつ剤(Wellbutrin やNorpramin)
トレーニング・プロトコール:左の前頭前野でベータアップ、シータダウン

6.火の輪タイプ

休息時の側頭部の活動低下(片側か両側)課題遂行時の前頭前野での血行不良

症状:強い衝動性、基本的ADHDの症状、怒り、攻撃性、柔軟性欠如、一つの考えにとらわれる、気分の周期的変化、早口、過敏性(触覚、聴覚、視覚、臭覚など)
服薬:抗精神薬や抗痙攣薬と精神刺激薬、刺激精抗、うつ薬の複合

 

ポール・スウィングル博士はADDを7つのタイプに分けました。

1.基本的ADDタイプ

Czでの過剰シータ活動

症状:注意散漫、白昼夢、記憶障害、多動
T/BレシオがCzで2.3以上だと問題です。F3, F4などの前頭に広がることもあります。

2.前頭高アルファADDタイプ

前頭部での高振幅のアルファ波が特色です

症状:組織化、順序だて、計画、集中が必要な課題をやり遂げるのが苦手です。
読書が苦手、記憶問題、おしゃべり、衝動的、入眠と睡眠維持の問題があります。

  • より多くのトレーニングセッションが必要です。
  • Czでアルファを下げるかPサイトでアルファを上げましょう。
  • ADDからではなく不安症からの拡散アルファをチェックしましょう。
  • 拡散アルファタイプはリラクゼーションセラピーに逆効果を示します。

3.側頭葉シータ不足タイプ

  • 多くの大人のADDはアルコール依存症になります。
  • 後頭葉での低いシータ/ベータ・レシオは依存症傾向の指標となります。
  • 症状: ストレス耐性の脆弱性、苛立ち、忙しい考え、落ち着かない、睡眠障害(入眠困難、何度も目覚め、再入眠に時間がかかる)、止まらない考え

4.左前頭皮質の低活動タイプ

  • おそらくうつと関連しています。
  • 子供時代のうつから始まったのかも知れません。
  • 症状:衝動的、無気力、無関心、反抗的、低調でフラットな気分状態、怒りを抑えられません。 書き取り問題、暗唱問題、課題か仕上げられません。 すぐに違うことを始めます。

5.右前頭皮質の過剰活動タイプ

症状: 否定的考えの増加、防御的怒り、無関心
子供のころには診断されないかもしれません。

6.右前頭高アルファタイプ

右側が左側より20%以上高ければ、無関心、怒り、否定的、反抗的行動

7.前帯状回タイプ

頑固、考えの柔軟性欠如
集中力と注意力が影響を受けます。
28-40/ 16-25 Hzレシオをスイングルレシオと呼びます。
低いスイングルレシオ( 0.45 -0.55 が望まれる)は怒りと反抗的行動問題を表します。

 

このように両博士はADDを多少違う分類分けをしています。
この分類分けはニューロフィードバックの適切なトレーニング方法の決定に大変参考になるものです。

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